在職中の転職活動は、転職先の企業に対して責任感があると思ってもらえたり、職歴にブランクを開けずに済んだりするので、転職の進め方としてはとてもおすすめです。
しかし、その一方で、時間がなかったり、今勤めている会社にバレてしまって転職活動の邪魔をされたりといったデメリットが発生する場合もあります。
在職中にスムーズに転職活動を進めていくためには、とにかく気づかれないようにコッソリと転職活動を進めていくようにしましょう。
例えば、現在はインターネットを利用して求人情報をチェックするのが一般的になっています。
会社に自分専用のパソコンがあればそれを利用して休憩時間に求人情報をチェックしようと考える人も多いかもしれませんが、管理者から履歴などをチェックされるとすぐにバレてしまいます。
したがって、求人情報をチェックするのは会社を出てからにしましょう。
また、企業の担当者や転職エージェントの担当者とのやり取りも極力会社では行わないほうが無難です。
自分の携帯電話やパソコンのメールアドレスなどを利用し、会社を出てからやり取りしましょう。
ただし、選考結果の連絡の場合は迅速に出る必要があります。
会社のトイレや屋上に行ってから電話をとるなど、会社の人に聞かれないような場所で対応すると良いでしょう。
そして、在職中の転職活動で最大の難関が書類選考に合格した後の面接です。
面接だけは会社を抜け出さなければいけません。
そこで、最も有効なのが有給を消化することですが、それが難しい場合は勤務時間外や休日に面接をしてもらえないか交渉してみましょう。